反LGBTQ法成立のハンガリー、「EUに居場所ない」とオランダ首相

オランダのマーク・ルッテ首相=1月12日、オランダ・ハーグ/Niels Wenstedt/BSR Agency/Getty Images

オランダのマーク・ルッテ首相=1月12日、オランダ・ハーグ/Niels Wenstedt/BSR Agency/Getty Images

(CNN) オランダのルッテ首相は24日、学校でLGBTQ(性的少数者)に関する教育を行うのを法律で禁じたハンガリーに言及し、欧州連合(EU)内に「居場所はない」と明言した。

今月、ハンガリー議会で成立した法律では、子ども向けのあらゆる教材、教育プログラムに関して同性愛や性別の転換などを助長するとみなされるものを禁止している。

同法の成立は人権団体や野党からの激しい批判を招いた。法案が通過したその日も、議会周辺に大勢の人が集まり、抗議の声を上げていた。

新法を支持するハンガリーのオルバン首相は強硬路線の国家主義者として知られ、過去にはLGBTQや移民を非難する発言も行っている。

ルッテ首相はベルギー・ブリュッセルでのEU首脳会談の前に記者団に向け、「私見では、ハンガリーの居場所はもはやEU内にない」と主張。他の加盟国が同意するなら、実際にハンガリーを非加盟国とする措置にも踏み切らなくてはならないとの考えを示唆した。

これに対し首脳会談に到着したオルバン首相は、新法を強く擁護。「同性愛者についてのものではなく、子どもたちとその親についてのものだ」「過去に同性愛者は罰せられていたが、私は彼らの自由と権利のために戦った。現在も同性愛者の権利を擁護している。だがこの法律はそれに関するものではなく、子どもと親の権利にかかわるものだ」と強調した。

欧州委員会のフォンデアライエン委員長は23日、「明らかに性的指向に基づいて人々を差別している」と、同法を非難した。

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