放送禁止になった英王室ドキュメンタリー、半世紀ぶりネットに流出

BBCが撮影したエリザベス女王らがウィンザー城で昼食を取っている様子/Hulton Archive/Getty Images

BBCが撮影したエリザベス女王らがウィンザー城で昼食を取っている様子/Hulton Archive/Getty Images

ロンドン(CNN) 1960年代の英王室一家の日常を追い、エリザベス女王の命令で放送禁止になったと伝えられる英BBCのドキュメンタリー番組が、動画投稿サイトのユーチューブに流出した。

問題のドキュメンタリー番組「ロイヤルファミリー」では、BBCが英王室一家の日常生活を密着取材。1969年に初めて放送された当時は数百万人が視聴した。しかし報道によれば、英王室の要請でお蔵入りとなり、1970年代以来、放送されていなかった。

この番組がどのような経緯で発掘され、ユーチューブに掲載されたのかは分かっていない。番組は著作権侵害の苦情を受け、間もなくユーチューブから削除された。

PA通信によると、この番組の中でエリザベス女王は何度も米大使をゴリラにたとえ、「ゴリラがいたの。ひどい目に遭った。彼は体が短くて腕が長かった」と発言していた。

ほかにも王室一家が共に食事をしたり、女王が当時6歳だったエドワード王子にキャンディーを買うため自分の財布を探ったりするなど、普段は脚光を浴びない日常生活をとらえた場面もあった。

女王は「この気持ち悪いベタベタが車の中に来るのよね?」とコメントしている。

この番組は1969年、英テレビ史上筆頭級の3000万人が視聴した。BBCの推計によると、世界の視聴者は3億5000万人を超えた。

BBCの広報は、この番組がユーチューブに掲載されたことについてはノーコメントだったが、著作権侵害を訴えてユーチューブから削除させたという報道については否定しなかった。

バッキンガム宮殿はコメントを避けている。

この番組は、王室がBBCに日常生活の撮影を許可したことを受けて制作された。1960年代の王室に対しては、一般社会からかけ離れた存在との見方が強まっていた。

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