英ロンドン中心部で不発弾発見 ソーホー封鎖、仕事中の数千人が避難

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一帯は一時封鎖され、警官が配備されて立ち入りを規制した/Rob Picheta/CNN

一帯は一時封鎖され、警官が配備されて立ち入りを規制した/Rob Picheta/CNN

ロンドン(CNN) 英ロンドン中心部のソーホー地区で3日、第2次世界大戦中の不発弾が発見され、この一帯のオフィスや商店にいた数千人が避難した。

ロンドン警視庁によると、不発弾はソーホー地区のディーンストリート近くで建設作業員が発見し、現地時間の同日午後1時42分、警察に通報した。

現場はオフィスビルや飲食店などが立ち並ぶ人通りの多い繁華街。不発弾が見つかってから約2時間後、警察はソーホー地区のオフィスで仕事中だった人や、商店などにいた人たちに対し、仕事を中断して避難するよう指示した。一帯の道路も封鎖され、大勢の警官が配備されて立ち入りを規制した。

現場に近いソーホーホテルの向かい側のオフィスにいたという女性はCNNの取材に対し、「警察が受付係に全員を避難させるよう指示した」「オフィスから出ると、移動するよう告げられた。とにかく今すぐオフィスの外に出るように言われ、5分以内に全員が避難しなければならなかった」と話している。

ロンドン東部では2015年に重さ250キロの大型不発弾が見つかっているが、市内で発見されるのはまれだった。

帝国戦争博物館によると、ドイツは第2次世界大戦中、1万2000トン以上の爆弾をロンドンに投下し、市民およそ3万人が命を落とした。

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