NZモスク銃撃事件、51人の殺人罪に問われた男が無罪主張

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ニュージーランドのモスクで銃乱射事件を起こした男が、裁判で無罪を主張した/Kai Schwoerer/Getty Images AsiaPac/Getty Images

ニュージーランドのモスクで銃乱射事件を起こした男が、裁判で無罪を主張した/Kai Schwoerer/Getty Images AsiaPac/Getty Images

(CNN) ニュージーランド南島クライストチャーチのモスクで3月に起きた銃乱射事件で、51人を殺害した罪に問われた男が14日、無罪を主張した。

無罪を主張したのはオーストラリア国籍のブレントン・タラント被告(28)。この日の裁判手続きは、クライストチャーチの裁判所と、タラント被告が拘置されているオークランドの拘置所を結ぶビデオ回線経由で行われた。

タラント被告は殺人罪51件と殺人未遂罪40件、およびテロ抑止法違反の罪1件について、無罪を主張した。テロ抑止法違反での起訴は、同国で初めてだった。

無罪の主張は弁護人が行い、画面の中のタラント被告は笑みを浮かべていた。グレーのスウェット姿で上半身が映し出されたタラント被告は終始無言だった。

公判は2020年5月4日の期日が提案された。精神鑑定は既に終了しており、キャメロン・マンダー裁判官は、同被告の精神状態に問題は指摘されなかったと説明した。

殺人の法定刑は終身刑で、有罪が言い渡された場合、10年以上たつと仮釈放の申請が認められる。テロ行為の罪でも終身刑を言い渡される可能性がある。

前回の裁判手続きは4月に行われ、裁判所は同被告の精神鑑定を命じていた。

事件は3月15日に発生し、タラント被告は最初の警察への通報から21分後に逮捕された。

それから1カ月もたたないうちにニュージーランド議会は、軍隊方式の半自動小銃を禁止する法案を可決した。

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