中米ホンジュラスの移民集団、メキシコ南部国境に到達

(CNN) 中米ホンジュラスから米国を目指して北上する集団が隣国グアテマラを通過し、同国とメキシコ南部との国境に到達した。20日には猛暑の中、数千人が国境の橋に詰めかけた。

移民らはホンジュラスの貧困や暴力から逃れようと今月13日に出発し、15日にグアテマラ入りしていた。

ホンジュラスのエルナンデス大統領は同日、グアテマラを訪問してモラレス大統領と会談し、移民集団を帰国させる方策を話し合った。

エルナンデス氏が会談後の記者会見で語ったところによると、これまでに少なくとも1人の移民が車から落ちて死亡した。同氏は「ここ数日の展開は未曽有の事態だ」と述べて危機感を示した。

国境の橋では20日、数十人がホンジュラス国歌を歌い出す場面もあった。胸まで水につかりながら川を渡ったり、橋からはしご伝いに即席のいかだへ乗り込んだりするグループもいた。

19日には一部のメンバーが入国ゲートを強行突破しようとしたが、メキシコ側の機動隊が催涙ガスや発煙筒でこれを阻止していた。

ゲートでは19日以降、女性や子どもから先に少人数の入国が認められている。しかし最終的に通過できる人数やその時期は不明。メキシコ当局は有効なビザなどがあれば入国を許可し、難民申請も受け付けるとの立場だが、米国境への移動を認めるかどうかは明言していない。

トランプ米大統領は19日、メキシコがこの集団を止められなければ軍要員を派遣すると警告。中米諸国への支援を停止する可能性も示唆した。米中間選挙を控え、移民への強硬姿勢を強調したい意図があるとみられる。

米国からはポンペオ国務長官が19日にメキシコへ出向き、ペニャニエト大統領らと対応を協議した。

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