中国、香港書店関係者の拘留認める 先月列車内で強制連行

中国当局に拘留されているという桂民海氏

中国当局に拘留されているという桂民海氏

北京(CNN) 中国政府は6日、北京へ向かう列車内で私服警官に強制連行されたスウェーデン国籍を持つ香港の書店関係者について、法律を犯した犯罪者として拘留していることを認めた。

中国共産党指導部の批判本を出版していた桂民海氏は先月20日、北京へ向かう列車内にいたところ、付き添いのスウェーデン外交官の面前で私服警官に強制連行された。

中国外務省の報道官は6日の会見で、「桂氏は中国の法律を犯しており、犯罪者に適用される当局の強圧手段の対象となった」と説明。「中国政府は自国の法的主権を蔑ろ(ないがしろ)にするいかなる形態の言論、行動にも反対する。この点を重ねて強調しておきたい」と述べた。

今回の連行問題に関して、中国側は詳細な情報提供を再三避けてきた。政府が桂氏の拘留を認めたのは初めて。

これに先立つ5日、スウェーデンの外務省は自国民が逮捕、拘留されたことについて「極めて重大な問題」と懸念を表明。「領事館による自国民への支援を認めた国際法の基本原則」に違反すると批判した。

桂氏の娘によると、同氏は難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患い、スウェーデン大使館で検査するため自宅がある浙江省寧波市から北京へ列車で向かっていた。乗車から約5時間後に私服姿の男約10人が警察の者と名乗って乗り込み、桂氏の体をつかんで連れ去ったという。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]