米軍、B52爆撃機でタリバーン拠点を集中空爆 アフガン

米軍がB52を使って精密誘導兵器24発を投下した

米軍がB52を使って精密誘導兵器24発を投下した

ワシントン(CNN) アフガニスタン駐留米軍は、同国北部にある反政府武装勢力タリバーンの拠点に対し、空軍の爆撃機「B52」を使って精密誘導兵器24発を投下したと発表した。

精密誘導兵器24発の投下は、B52からの投下数としては過去最大となる。

B52は空軍の現役機の中では最も古い爆撃機。冷戦真っ只中の1950年代に導入され、かつては旧ソ連の本土に核爆弾を投下できる長距離高高度大陸間爆撃機としての使用を想定していた。

1962年には最新鋭のB52が就航。冷戦の終結を受けて大幅に改造され、精密誘導ミサイルや電子センサーが装備された。1機あたり3トン以上の爆弾や地雷、ミサイルなどを搭載できる。

今回の空爆では、タリバーンの戦闘拠点に加えて、北東部バダフシャン州にある訓練施設や、アフガン国軍から盗まれて自動車爆弾へと改装されていた車両も標的にしたとしている。

米軍は南部のヘルマンド州でも、タリバーンの支援網や麻薬などの収入源を狙った攻撃を続けており、昨年11月以来、3000万ドル(約33億円)を超す収入源を破壊したという。

それでもタリバーンによる支配は揺らいでいない。CNNが入手した米軍のデータによると、昨年10月の時点で、タリバーンなどの武装勢力の支配下や影響下にある地域はアフガン全体の14%を占め、8月に比べて1ポイント増えていた。

2001年9月11日の同時多発テロを受けて米国がアフガンに進攻して以来、16年。米軍率いる北大西洋条約機構(NATO)連合軍とアフガン軍は、今もタリバーンやアルカイダとの戦闘を続け、新たに過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の系列組織も戦闘に加わっている。

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