第2次大戦中の不発弾を処理、1500人が避難 香港

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香港の建設現場で見つかった不発弾

香港の建設現場で見つかった不発弾

香港(CNN) 香港当局は28日、地中から見つかった重さ450キロの不発弾の処理を行い、これに成功した。警察によれば、現場が位置する湾仔地区からは約1500人が避難した。

不発弾の発見は27日。コンベンション・センターなどの複合施設の近くで建設作業を行っていたところ見つかったという。香港警察が公式のフェイスブックページで明らかにした。

住民およそ1500人が避難し、複数の道路が封鎖された中で、爆発物処理班が爆弾の信管を取り除いた。けが人などは出なかった。作業後、道路の封鎖は解除された。

爆弾は長さ145センチ、幅45センチで米国製とみられる。

米軍の公式記録によると、1942年の秋から陸軍航空隊が香港への爆撃を数十回にわたり実施。使用されたB24及びB25爆撃機のうち、前者は3600キロ相当の爆弾を搭載できたという。

昨年9月には、ドイツ・フランクフルトの建設現場で同じく2次大戦当時の英国製の不発弾が見つかっている。重さ1.4トンで、処理作業中は住民6万人近くが避難した。

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