暴風で国際空港が一時閉鎖、320便欠航 オランダ

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アムステルダムでは強風で大きな木がなぎ倒された

アムステルダムでは強風で大きな木がなぎ倒された

(CNN) オランダ・アムステルダムにあるスキポール空港は19日、暴風が猛威を振るった影響で一時的に施設を閉鎖した。この結果、同空港を離発着する320便が欠航を余儀なくされ、西欧の空の交通に大きな混乱をきたした。

スキポール空港は、「厳しい気象条件」のため全便の運航を一時中止したと発表。その後ツイッターで、運航を徐々に再開していると説明した。

キャンセルとなった便の多くは仏エールフランスとオランダのKLMが運航していた。スキポール空港は欧州便が多く乗り入れる主要空港のひとつ。強風で建物の屋根板が吹き飛ぶ事態も発生した。

オランダの気象当局は同国東部に警戒警報を発したが、風は勢力を弱め始めたとしている。鉄道も運行を停止し、国内の各駅で乗客が足止めされた。

悪天候の影響はオランダのみにとどまらず、ドイツ鉄道の代表者はほとんどの高速鉄道がライン渓谷より北での運行を見合わせたと発表。ドイツ西部への移動を控えるよう勧告した。

英国でも強風が木々をなぎ倒すなどして複数の地域で停電が発生。公共交通機関にも影響が出た。

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