英パスポート、EU離脱後に赤紫から青へ 19年10月から

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EU加盟後に使われてきた赤紫色のパスポート。これが青色のものになる

EU加盟後に使われてきた赤紫色のパスポート。これが青色のものになる

(CNN) 英内務省は25日までに、英国のパスポートの表紙の色が欧州連合(EU)離脱後、これまでの赤紫から青に変更になると明らかにした。英国のバスポートはEU加盟後に赤紫のものに変更された経緯がある。それ以前は1921年にデザインされた青と金のものが使われており、「オリジナル」に復帰するといえそうだ。

青色のパスポートの発行は2019年10月から。

ルイス移民担当相は、今回の決断を発表することをうれしく思うとし、この動きを象徴的なものだと述べた。ルイス氏は「EU離脱によって、国のアイデンティティーを復元し、世界の中で自分たちのための新しい道を構築するまたとない機会が与えられた」と語った。

新しいパスポートには不正対策のためのテクノロジーなど安全面の機能が追加される見通し。

現在利用中のパスポートについては有効期限が切れるまで使用できるため新しいパスポートへの切り替えはゆっくりとしたものとなるとみられる。

英国はEUからの離脱を2019年3月としている。19年3月以降も赤紫のパスポートは発行されるが「欧州連合」の文字はなくなるという。

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