ロヒンギャ難民12万人超に イスラム教国が非難、欧米は沈黙

2017.09.06 Wed posted at 11:56 JST

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(CNN) ミャンマー軍の軍事作戦を受けて少数派イスラム教徒ロヒンギャの難民が大量に発生している問題で、イスラム教国を中心にミャンマー政府を非難する声が強まっている。

国連によると、ミャンマー西部ラカイン州での衝突を受け、国境を越えて隣国バングラデシュに避難したロヒンギャ難民は推定12万3600人に達した。

これに対してイスラム教徒が多数を占めるマレーシア、インドネシア、バングラデシュ、パキスタンなどの各国は、ミャンマー政府への圧力を強めている。

マレーシア外務省はミャンマー大使を呼んで懸念を伝え、インドネシアのルトノ外相は4日にミャンマーの事実上の指導者、アウンサンスーチー氏と会談した。

一方、欧米諸国はこれまでのところ、この問題について目立った発言を控えている。「西側諸国はアウンサンスーチー氏の理念に対する好感と、あまりにむごい現実との間で板挟み状態にある」。オーストラリアの専門家はそう解説する。

国連のグテーレス事務総長は5日に発表した声明で深い憂慮を表明し、「ミャンマー当局は暴力の悪循環を断ち切るために断固とした行動を取り、必要とする全ての人の安全と支援を確保しなければならない」と強調した。

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