写真が示すミサイル開発の歴史、ICBM祝賀行事で発表 北朝鮮

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金正日(キムジョンイル)総書記と将校ら

金正日(キムジョンイル)総書記と将校ら

最初の火星10

次に映し出されたのは、中距離弾道ミサイル(IRBM)「火星10」の最初のバージョンのものとみられる画像だ。火星10は「ムスダン」の名でも知られる。

潜水艦発射弾道ミサイルを基にしたとされる。火星10は2010年の軍事パレードで初めて公開され、16年6月に初の発射実験に成功した。

エンジンを公開

次に登場したのは未塗装の火星10。これまで最も鮮明にエンジンの様子が見える。火星10のエンジンは複雑な設計を使っており、スカッドやこれに類似したミサイル「ノドン」のエンジンに頼っていた時代からの変化を示唆している。

初の地上画像

上の画像は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の開発拠点、新浦南造船所にあるミサイル射出実験施設を初めて地上から捉えたもの。

画像左の実験施設で射出されたばかりのSLBM本体から立ち去る金正恩氏の姿が写っている。

各地で行われる実験

この画像は、別の射出実験施設にミサイル本体が設置されている様子を示している。

一連の画像が映し出された時系列を信じるならば、この実験はSLBMの地上配備版「北極星2」に関連したものだ。一部の発射プロセスについては、北朝鮮国内複数の地点で実験が行われていることを示している。

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