マレーシア当局、テロ取締法で人権活動家を摘発

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そろいの黄色のシャツを着て通りを埋め尽くすデモの参加者ら

そろいの黄色のシャツを着て通りを埋め尽くすデモの参加者ら

クアラルンプール(CNN) マレーシアで、著名な人権活動家が過激派やテロリスト摘発のための法律に基づいて逮捕されていたことが25日までにわかった。同国ではナジブ首相への資金流用疑惑を糾弾する大規模デモが起きるなど、政府への批判が高まっている。

人権活動家マリア・チン・アブドゥラ氏が逮捕されたのは大規模デモの前日の18日。根拠とされたのは、テロ対策を目的とした治安犯罪特別措置法(SOSMA)という法律で、28日間の拘留が可能とされる。

「逮捕自体にはそれほど驚かなかったが、それがSOSMAの下で行われたことには本当にショックを受けた」と、デモを主催した市民団体「ブルシ」の幹部は言う。

マレーシアのカリド警察長官は逮捕と翌日のデモは無関係だと主張。また、ブルシの関係先を捜索した際に「議会制民主主義に害をなす文書」を発見したと述べた。

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