スイス・アルプス貫くトンネルが開通 青函抜き世界最長

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スケジュール通りに17年で完成

(CNN) スイス南部のアルプス山脈を貫く全長57キロのゴッタルド基底トンネルが1日、正式に開通した。

鉄道トンネルとして世界最長だった日本の青函トンネル(53.9キロ)を抜いてトップに立つ。これまでの2位は英仏海峡トンネル(50.5キロ)だった。

開通式には欧州各国の首脳らが出席。工事は17年前に始まり、時間に正確なスイスらしくスケジュール通りに完成した。12月に本格的な運用を開始する。

地面からの深さは最大2.3キロ、総工費は120億ドル(約1兆3200億円)。スイスのチューリヒからイタリアのミラノまでの移動時間が1時間短縮される。

トンネル北端の町エルストフェルトから南端のボディオまで、列車は最大時速250キロ、わずか20分間で走り抜ける。旅客と貨物の両面で経済効果が期待される。

オランダのロッテルダム港と地中海沿岸のイタリア・ジェノバ港が鉄道でつながり、車両による輸送が減ることで環境上の効果も見込める。

アルプスの絶景で観光客に人気のある従来のゴッタルド線は、今後も運行を続けるという。

トンネルの建設は1992年、スイスの国民投票で承認された。工事には2600人の作業員がかかわり、9人が命を落とした。最後に残った2メートルの岩は6年前、ファンファーレとともに貫通していた。

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