ウクライナ、東部3都市で親ロシア派デモ隊と攻防

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ウクライナ軍がロシア国境付近で警戒を強める

ウクライナ軍がロシア国境付近で警戒を強める

一方、米ホワイトハウスのカーニー大統領報道官は、「ロシアによるウクライナ東部への侵入は、それが公然と行われるかどうかにかかわらず、事態の深刻な悪化を意味する」と強調。プーチン・ロシア大統領に対し、ウクライナの不安定化を図る行為や軍事介入をやめるよう警告した。

ロシアの国営イタル・タス通信によると、ドネツクでは「ドネツク人民共和国」の議会を名乗る組織が、5月11日にロシアへの編入の是非を問う住民投票を実施すると宣言した。この組織がプーチン大統領に「暫定的な治安維持部隊」の派遣を要請したとの情報もある。ウクライナ軍の奪回作戦による死傷者は報告されていない。

ハリコフを訪問したアバコフ内相によると、同市ではデモ隊が庁舎ビルから排除され、職員はいったん平常の勤務に戻った。しかしウクライナ紙が伝えたところによれば、6日夜にはデモ隊が再びビルの周囲に集結し、警官隊と衝突した。地元テレビ局の本社にも約50人のグループが乱入したという。

一方ルハーンシクでは、当局が平和的な問題解決に向けた作業部会を設置した。メンバーには地元主要組織の代表者や紛争解決の専門家が加わっているという。

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