自宅療養のマンデラ氏、表情で意思疎通 南ア

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ネルソン・マンデラ氏=2008年6月

ネルソン・マンデラ氏=2008年6月

(CNN) 南アフリカ・ヨハネスブルクの自宅で療養を続けるネルソン・マンデラ元大統領(95)は、今も肺の感染を防ぐ挿管のために話すことができず、顔の表情で医師や家族と意思疎通しているという。元妻のウィニー・マディキゼラマンデラさんが17日の地元紙サンデー・インディペンデントで明らかにした。

ウィニーさんによると、マンデラ氏の容体は「いまだに重い」といい、自宅の寝室を集中治療室(ICU)のような状態にして、細菌感染を防ぐために無菌状態を保っている。それでも「声を取り戻せる希望はあると医師に言われている」という。

マンデラ氏は肺の感染症のため6月8日に首都プレトリアの病院に入院し、9月1日に退院して自宅で治療を続けている。

公の場にはもう何年も姿を見せていないものの、アパルトヘイト(人種隔離)と戦った民主化の父として、今も国民の人気は高い。

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