NYのオフィス街で銃撃、警官1人と市民2人負傷 容疑者は死亡か
NYのオフィス街で銃撃、容疑者死亡か
(CNN) 米ニューヨーク市マンハッタンのオフィス街で28日、少なくともニューヨーク市警の警官1人と市民2人が銃撃される事件が起きた。銃撃した男は死亡したと思われる。捜査関係者がCNNに明らかにした。
ニューヨーク市警のジェシカ・ティッシュ本部長は「単独の銃撃犯は無力化した」とX(旧ツイッター)で発表した。
事件はマンハッタン区ミッドタウンのオフィスビルで発生。関係者によれば、長身のライフル銃を持った男がこのビルに入る姿が目撃されていた。
現場には米連邦捜査局(FBI)も出動している。
銃撃された市民のうち1人は重体となっている。もう1人の市民と背中を撃たれたニューヨーク市警の警官1人は命に別条はなさそうだという。現場には市警の爆弾処理班も出動した。
ニューヨーク市のエリック・アダムス市長はミッドタウンの銃撃事件発生を確認。「近くにいる人は安全を確保する措置を取ってほしい。パークアベニューとイースト51ストリート付近にいる場合は外へ出ないで」とXで呼びかけた。
現場はパークアベニュー345番地に位置する超高層のオフィスビル。NFL(米プロフットボールリーグ)と資産運用会社ブラックストーンのオフィスがある。現場からの映像には、大勢の警官がこのビルを取り囲む様子が映っている。