トランプ氏の不倫口止め料巡る初公判、判事が延期に合意 NY地裁

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トランプ氏の不倫口止め料巡る初公判の延期に合意したNY州のフアン・マーチャン判事/Ahmed Gaber/The New York Times/Redux

トランプ氏の不倫口止め料巡る初公判の延期に合意したNY州のフアン・マーチャン判事/Ahmed Gaber/The New York Times/Redux

(CNN) トランプ米前大統領がポルノ女優への不倫口止め料支払いに伴ってビジネス記録を改ざんしたとして起訴された件で、米ニューヨーク州マンハッタン地区刑事裁判所は15日、初公判の日程を遅らせることで合意した。これによりトランプ氏の裁判日程は一段と不透明なものとなる。

当初、初公判は今月25日に開かれる予定だった。新たな日程はまだ確定していないが、来月中旬以降となる公算が大きい。

日程延期の発表に先立ち、マンハッタン地区検察とトランプ氏の弁護団の間では、敵対的な議論が繰り返されてきた。議論は司法省が今月開示した大量の資料を巡るもの。

今月25日の審理では、この資料自体にまつわる複数の事案や、訴訟の取り下げに向けたトランプ氏側の申し立てなどを扱う見通し。

裁判を担当するフアン・マーチャン判事は15日の書簡の中で、口止め料支払いに関する裁判について、関係者の同意に基づき30日間中断されると説明した。

CNNの法律アナリストは裁判の延期について、マーチャン判事が上記の資料に対する被告側の主張を真剣に受け止めていることを示すものだと指摘した。

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