ロシア、核協議を「一方的に」延期 米が非難

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米国務省の報道官によると、核協議の延期はロシアによる一方的な決定だったという/Yuri Kadobnov/AFP/Getty Images

米国務省の報道官によると、核協議の延期はロシアによる一方的な決定だったという/Yuri Kadobnov/AFP/Getty Images

ワシントン(CNN) バイデン米政権は、29日にエジプト・カイロで始まる予定だった新戦略兵器削減条約(新START)に基づく二国間協議を延期したとして、ロシアを非難した。米国務省の報道官は、核協議の延期はロシアによる一方的な決定だったと述べた。

新STARTは米ロの核兵器を規制する唯一の残された協定。今回の協議は、ロシアがウクライナに対する核の威嚇を行い、核査察をめぐる状況が複雑化するなかで開催が予定されていた。米当局者は繰り返し、危険性の低減のために核に関連した対話が必要だと強調していた。

国務省は28日、声明で、ロシア側が米国に対して一方的に協議を延期したことを通知し、新たな日程を提案すると表明したと述べた。

米国務省高官はCNNの取材に対し、ロシアが会談延期の理由を明らかにしなかったと述べた。

ロシア外務省はロシア国営メディアに対して、協議が延期されたと述べたが、詳細は明らかにしなかった。

再調整した会合の日程は不明。米国務省の報道官は、核査察の再開が安定の道具としての条約を維持するための優先事項であり、米国側は可能な限り早い時期に日程を再調整する用意があると述べた。

新STARTは2021年に5年間の延長が決まった。新STARTでは米政府とロシア政府は互いの核兵器について査察の実施を認めているものの、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて、査察は20年から行われていない。

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