FBIとMI5の長官がそろい踏み、中国のスパイ行為に警鐘

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米連邦捜査局(FBI)のレイ長官=2020年10月28日、米ワシントンDC/Sarah Silbiger/Getty Images

米連邦捜査局(FBI)のレイ長官=2020年10月28日、米ワシントンDC/Sarah Silbiger/Getty Images

ロンドン(CNN) 米連邦捜査局(FBI)のレイ長官と英情報局保安部(MI5)のマッカラム長官は6日、民間企業や学術界のリーダーと会談し、中国がもたらす安全保障面や経済面の脅威に注意を喚起した。

中国は近年、知的財産の窃盗や欧米政界への影響力行使を試みている。

レイ、マッカラム両氏は今回、英ロンドンで会合を開催。両機関が中国政府によるスパイ行為やハッキングの阻止に共同で取り組んでいることを強調した。

レイ氏によると、中国は技術窃取のみならず、台湾の武力制圧を試みた場合に科される制裁から自国経済を守る対策も進めており、ウクライナ侵攻を受けた欧米の対ロシア制裁から教訓を引き出しているという。

レイ氏はロシアとウクライナの戦争の結果、欧米企業は590億ドル(約8兆円)を失ったとする米イエール大の推計を引用。「中国が台湾に侵攻すれば、これと同じ事がはるかに大きな規模で起きる可能性がある」との見方を示した。

マッカラム氏は、FBIとMI5の長官が共同で公開イベントを開くのは初めてであることに注意を促した。両機関は密接な関係を持ち、MI5の要員がFBIで、FBIの要員がMI5で働くこともある。

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