小学校付近で警官が男性を射殺、学校に侵入はかった疑い 米アラバマ州

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学校に侵入しようとしたとされる男性が射殺された現場を調べる警官ら/Jesse Jarrold-Grapes/The Gadsden Time/AP

学校に侵入しようとしたとされる男性が射殺された現場を調べる警官ら/Jesse Jarrold-Grapes/The Gadsden Time/AP

(CNN) 米アラバマ州の小学校近くで9日午後、学校に侵入しようとしたとされる男性が警官に射殺された。エトワ郡の保安官が記者会見して発表した。

男性が侵入をはかった小学校内には当時、少なくとも34人の児童がいたと学区長は話している。

事件についてはアラバマ州の捜査当局が捜査している。

州捜査当局の発表によると、男性は小学校付近でパトカーに押し入ろうとしているところを目撃された。学校警備の警官がこの男性を阻止しようとしてもみ合いになり、男性は警官の銃を奪おうとした。

警官は応援を呼び、駆け付けた別の警官が男性を銃撃。男性は現場で死亡が確認された。

小学校にいた児童は全員が無事だった。

学期は既に終わっているが、この学校では夏の間に子どもたちのための読み書きキャンプが行われている。

同学区では常に、校舎の中と外の門扉に全て鍵をかける訓練が行われていた。

「男性は学校に通じる門扉少なくとも2つを開けようとした」と学区長は話している。

米国ではテキサス州ユバルディの小学校に押し入った男が銃を乱射する事件が起きたばかり。保安官は「テキサス州の事件後、私たちの学校ではエトワ郡最大級の態勢で警官を配備し、門扉は常に鍵をかけておくよう指導している」と説明。「学校警備の警官は、まさにやるべきことをやった。脅威に正面から立ち向かい、対応した。残念ながら容疑者が死亡する結果になったが、その脅威を学校から排除するためにはそれが最も安全な選択肢だった」とした。

この警官は容疑者とのもみ合いで軽傷を負って病院で手当てを受けた。

死亡した容疑者が武器を持っていたかどうかは分かっていない。

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