いじめに遭い、馬鹿にされ、孤立した男子生徒――21人を射殺した18歳容疑者の素顔

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銃乱射事件の起きた小学校の前で言葉を交わす警官ら/Brandon Bell/Getty Images

銃乱射事件の起きた小学校の前で言葉を交わす警官ら/Brandon Bell/Getty Images

(CNN) 米テキサス州ユバルディの小学校で起きた銃乱射事件。児童19人と教員2人を射殺したとされる容疑者は、地元の高校に通う男子生徒だった。友人はほとんどなく、先週、18歳の誕生日にライフル銃2丁と弾薬を購入していた。

サルバドール・ラモス容疑者は24日、小学校に押し入り子どもたちのいる教室に立てこもって銃を乱射。最終的に警官隊が教室に突入し、ラモス容疑者は国境警備隊に射殺された。

ラモス容疑者の背景を調べると、いじめに遭い、孤立していた少年の姿が浮かび上がってきた。犯罪歴はなく、過去の大量射殺事件を引き起こした多数の銃撃犯と同様に、銃の権利を優先する政治体制の中で銃と弾薬に興味を持ち、合法的に手に入れていた。

地元州議会議員によると、ラモス容疑者は今月17日と20日、連邦政府の免許をもつ地元の業者からARライフル銃2丁を合法的に購入していた。18日には銃弾375発も購入した。

銃と弾薬は18歳の誕生日を記念して購入したものだった。

事件の3日前、容疑者のものと思われるインスタグラムのアカウントに、AR15型ライフル銃2丁の写真が掲載された。複数の同級生は、これがラモス容疑者のアカウントだったことを確認した。

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