米ジョージア州上院決選投票 候補者討論会を実施、トランプ氏も現地入り

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注目のジョージア州決選投票、CNN記者が解説

(CNN) 米ジョージア州で来年1月に行われる上院選の決選投票へ向けて、共和党で現職のケリー・レフラー議員と民主党のラファエル・ウォーノック氏が6日、討論会を行った。決選投票に向けて、トランプ米大統領も現地入りし、共和党候補の応援演説を行った。

ジョージア州上院の決選投票は、共和党で現職のデービッド・パデュー議員と民主党候補のジョン・オソフ氏の決選投票とともに、選挙結果の影響が大きいことから、全米の注目を集めている。

いずれかの共和党の現職が議席を守れば、共和党は上院で過半数を維持できる。一方、民主党の両候補が勝利すれば、議席数は50対50となり、カマラ・ハリス次期副大統領が投票数が同じだった場合の決定票を投じることができるようになる。

11月に行われた上院議員選で50%を超える得票をした候補者がいなかったため、今回の決選投票が行われる。

ジョージア州をめぐっては大統領選の選挙結果のほうが上院議員選よりも注目を集めることもあった。大統領選ではジョー・バイデン前副大統領が28年ぶりにジョージア州で勝利を収めていた。トランプ氏はジョージア州での選挙結果について詐欺行為があったと根拠もなく主張している。

トランプ氏は5日夜、ジョージア州バルドスタで集会を開き、レフラー氏とパデュー氏の応援演説を行った。トランプ氏は再び、ジョージア州で勝利したのは自分であると主張したほか、証拠もなく1月の決選投票で不正が行われる可能性があると警告した。共和党内部からは、トランプ氏がジョージア州の選挙制度に対して批判を続けると、トランプ氏の支持層の投票率の低下につながる可能性があるとの懸念が出ている。

集会でも、トランプ氏は両候補を迎えたが、両者はすぐに「選挙を盗むな」や「トランプ氏のために戦え」といったスローガンにさえぎられた。

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