警官の黒人男性銃撃、当局が初めて経緯説明 まだ不明点多く 米ウィスコンシン州

ジェイコブ・ブレークさんとブレークさんの子どもたち/From Ben Crump/Twitter

ジェイコブ・ブレークさんとブレークさんの子どもたち/From Ben Crump/Twitter

(CNN) 米ウィスコンシン州で黒人男性のジェイコブ・ブレークさん(29)が警官に撃たれて重傷を負った事件について、同州司法局犯罪捜査部門は26日、警官がブレークさんを銃撃した経緯について、初めて公式な説明を行った。

銃撃事件は23日に同州ケノーシャで発生。犯罪捜査部門の発表によると、事件の発端はドメスティック事案だった。女性から通報があり、ボーイフレンドがいて、敷地に立ち入ってほしくないとの内容だった。

指令係は警官にブレークさんの名前を挙げ、ブレークさんが通報者の鍵を持ち、立ち去ることを拒否していると伝えた。それ以上の詳細については通報者が「非協力的」なため分からないとも説明した。

現場に駆け付けた警官は、ブレークさんを逮捕しようとしてテーザー銃を使ったが、それでもブレークさんを止めることはできなかった。ブレークさんは自分の車の周りを歩いて反対側に回り、運転席側のドアを開けて前かがみになった。

そのブレークさんの背中に向けて、ケノーシャ警察のラステン・シェスキー警察官が7回にわたって発砲した。それ以外の警察官は発砲しなかった。

最初の報告から約5分後に指令室が発砲の報告を受けたという。

ブレークさんは、ナイフを持っていることを認めていたとされる。捜査当局は、ブレークさんの車の運転席の床からナイフを回収したとしている。

警察側が事件の経緯について説明したのは今回が初めてだった。しかし、まだ埋まらない大きな時間の溝があり、警察がブレークさんを逮捕しようとした理由や、ブレークさんがナイフを振りかざしたり使おうとしたりしていたのかどうか、シェスキー警察官がブレークさんの背中を7回も撃った理由などは明らかにしていない。事件当時、車内にいたブレークさんの子どもたちのことや、すぐ近くに立っていた家族のことにも言及しなかった。

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