イラン支援の民兵、イラクから「帰国」を 米国務長官

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ティラーソン米国務長官は、イランが支援する民兵について「帰国すべき」と指摘した

ティラーソン米国務長官は、イランが支援する民兵について「帰国すべき」と指摘した

ワシントン(CNN) 米国のレックス・ティラーソン国務長官は22日、訪問先のサウジアラビア首都リヤドで、過激派組織「イラク・シリア・ イスラム国(ISIS)」との戦いが最終段階を迎える中、イランが支援する民兵部隊についてイラクから撤退すべきとの考えを明らかにした。

ティラーソン長官は、そうした民兵たちは「帰国」すべきだと指摘。イラクにいるすべての外国人戦闘員は帰国し、ISISから解放した地域についてイラクの人々が再び支配権を握るようにすべきとの考えを示した。

米軍の支援を受けるクルド人主体の部隊「シリア民主軍(SDF)」は先ごろ、ISISが3年以上にわたって「首都」と称してきたシリア北部のラッカについて「解放」を宣言していた。米軍はイラクに残り、政府の支援やISISとの戦闘を続けている。イラン支援の民兵もイラクで戦闘などを続けている。

トランプ政権はイラン政府に対して、より攻撃的な姿勢をみせている。トランプ大統領はここ最近、イランとの核合意からの離脱を示唆している。

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