CNN EXCLUSIVE

ミサイル迎撃の拠点、アラスカの基地を取材

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発射指示センターで訓練に参加する州兵

発射指示センターで訓練に参加する州兵

ミサイルの先端にあるのが、弾頭部分に当たるEKV(大気圏外迎撃体)だ。「弾丸を弾丸で撃って破壊する」と、将校が説明する。「北朝鮮の実験や発言が攻撃性を増している。結果として我々の任務もますます現実性を帯びてきた」

ICBMの迎撃実験はこれまで18回実施され、標的を撃ち落とすことができたのは10回。成功率は60%だが、兵士らは「必ず迎撃できる」と口をそろえる。

GBIの増設を主張しているサリバン上院議員はCNNとのインタビューで、「1回の実験ごとに技術は進歩し続けている」と強調した。

冬場には氷点下となり日照もほとんどない厳しい天候の地域で、現場の兵士はこのミッションに非常に個人的な思いも重ねている。「家族のことを思う。ジョージア州にいる家族を。みんな同じだ」とある若い兵士は語る。「彼らを守るために絶対に100%この仕事をやる」

第49ミサイル防衛大隊は自分たちを「全50州3億人の米国人を守る300人の兵士」と呼んでいる。

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