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ミサイル迎撃の拠点、アラスカの基地を取材

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ミサイル迎撃の拠点基地、内部の様子

アラスカ州フォートグリーリー(CNN) 北朝鮮が弾道ミサイルの発射実験を繰り返すなか、CNNはこのほど特別な許可を得て、米本土を守るためのミサイル迎撃拠点の一つ、アラスカ州のフォートグリーリー基地を取材した。

「着弾地点はロサンゼルス」「GBI(地上配備型迎撃ミサイル)2発で追尾している」と将校の声。敵地から発射された大陸間弾道ミサイル(ICBM)が米本土に向かっている――といっても、現実の話ではない。これはCNNに公開された迎撃訓練の様子だ。同基地ではこのような訓練が何度も繰り返されている。

米本土を狙ってICBMが発射された場合、防衛の切り札となるGBIは、こことカリフォルニア州バンデンバーグ基地に配備されている。

フォートグリーリーのミサイル格納庫は、同州フェアバンクスから240キロ離れた荒野の地下に設けられている。38基のGBIが天を仰いで待ち受ける。年末までにさらに6基が追加される予定だ。

取材班が格納庫に入った。ミサイルはいつ発射されるか分からない。警報が鳴ったらただちに機材を全て手放し、避難するよう説明を受ける。

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