クリントン氏、私用メールサーバーを司法省に提出へ

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国務長官時代の私用メールの公務利用が問題とされている

国務長官時代の私用メールの公務利用が問題とされている

側近によると、司法省にはサーバーの履歴を復元する意図はないと見られる。ただ、送受信された当時は機密に指定されていなかったものの、現在は機密扱いになったメールについて、流出が懸念されているという。

私用メール利用問題を巡っては、クリントン氏の信用にかかわるとして共和党側が非難を強めていた。クリントン氏がサーバーの提出を表明したのは、この問題について陣営が危機感を強めている表れと言える。

問題が発覚したのは今年3月。クリントン氏は公務関連のメールをすべて国務省に提出したと説明していたが、これまでサーバーの引き渡しには応じていなかった。

世論調査でもクリントン氏は信用できないとする回答が、信用できるとする回答を約20ポイント差で上回るなど、影響が拡大。7月下旬のCNNとORCの世論調査では、有権者の58%が、次期大統領は誠実で信頼できる人物でなければならないと答えた。

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