空の旅に出る前に――離陸までに駐機場で起きている10のステップ

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地上では補助動力装置(APU)が動力源となる

地上では補助動力装置(APU)が動力源となる

APUは機体尾部にあり、電力供給のために操縦士が起動する。

ただ、APUは機体タンク内の高価な燃料を使っていることから、多くの空港では地上動力装置を備えている。発電車両がゲートに待機していることもある。

3.空調を入れる

APUは航空機の空調管理システムにも電力を供給している。駐機中の客室を快適な温度に保つのが狙いだ。

一部の空港では、大口径ダクトを機体胴体部に接続する方式で空調を供給している。

あるいはトラックに積んだ空調ユニットがこの作業を担い、機体に向かってダクトが伸びているのを目にする機会もあるかもしれない。

4.降機する

ゲートの設備が整っている場合は、機体前方左側のドア付近に乗降ブリッジが設置される。

そうでなければ、トラックや車両に積んだタラップを展開する。搭乗客はタラップを歩いて降りる興奮を味わうことができ、乗っていた航空機を見上げることも可能だ。

5.手荷物や貨物を降ろす

機体の右側では地上作業員が行動を開始した。貨物室のドアを開けた後、航空機の種類に応じてベルト式やポッド式の昇降機器を配置する。

単一通路機では作業員が機体胴体部に乗り込み、それぞれの荷物をベルトに載せていく。相方が荷物をベルトから取り、カートに載せる。

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