夜の水田に浮かび上がる不気味な顔の正体

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「マネキンの頭は、かびが生えたり、日光で色あせるとさらに不気味になる」(ドゥーセ氏)

「マネキンの頭は、かびが生えたり、日光で色あせるとさらに不気味になる」(ドゥーセ氏)

ドゥーセ氏が地元の人々から聞いた話によると、最近、農家の人々は、すずめを追い払うために、ヘアスタイリストたちが使い古したマネキンの頭を使って、実物大のかかしや、その頭を棒に突き刺しただけのシンプルなかかしを作っているという。

ヘアスタイリストたちがカットの練習用に使用するマネキンの髪は頭部に直接植え付けられているため、一度髪を切ってしまうと、その頭部は用済みとなる。

東京大学国際農業開発学コースの岡田謙介教授は、かかしは「鳥から農作物を守る上で効果がないことが分かっているし、日本で今広く利用されているわけでもない」と指摘する。

しかしドゥーセ氏が訪ねた2人の農民は、怖がりなすずめを撃退する方法として、効果はあるが音がうるさくて近所迷惑になる空気砲以外では、かかしが最も効果的と主張する。

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