気になる暗号通貨用語、これから始める人のためのガイド

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Martin Bureau/AFP/Getty Images

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ニューヨーク(CNN Business) 暗号通貨への投資にはリスクを選好する姿勢と、全く新しい語彙(ごい)が必要になる。これから投資を始める人に向け、以下に暗号通貨の基本的な用語を紹介する。

ビットコイン

ビットコインは2009年、サトシ・ナカモトを名乗る身元不明の人物(あるいは複数の人)によって創設された。米ドルのような伝統的な通貨とは異なり、銀行や政府が管理するわけではない。現在使用されている仮想通貨の中では、価値・人気ともにビットコインが突出している。

ブロックチェーン

ブロックチェーンはデジタル台帳のことで、暗号通貨や非代替性トークン(NFT)などのデジタルアイテムの大半を支える重要技術となっている。

ブロックチェーンはあらゆる情報の格納に活用できるが、今のところ最も普及している使用方法は暗号通貨取引の記録だ。取引が実行されると、このパブリックな台帳に入力される。台帳は膨大な数のコンピューターからなる世界規模のP2P(ピア・ツー・ピア)のネットワークによって管理される。

Buy the f****ing dip(BTFD)

投資家に暗号通貨の押し目買いを促す強気筋のスローガン。

コインベース

大手の暗号通貨取引プラットフォーム。4月に上場を果たしたが、これを巡っては、暗号通貨が市場の主流へと入っていく上での転換点との見方が多い。

暗号通貨

「コイン」や「トークン」によって構成される完全デジタルの通貨システムで、分散型の台帳によって管理される。

ドージコイン

この変わり種の暗号通貨は、「ドージ」と呼ばれる柴犬のミームを基に、最初はジョークとして始まった。しかし、暗号通貨が広く関心を集めるにつれ、ドージコインは予想外の有力通貨として台頭するようなった。現在では時価総額は300億ドル以上、年初来の上げ幅は5000%を超える。それでも他の暗号通貨に比べて1ドージコインは4月の高値でも45セント程度と安い。

イーロン・マスク

米電気自動車大手テスラの最高経営責任者(CEO)。マスク氏のツイートをきっかけに、ビットコインやドージコインのような暗号通貨が高騰したこともある。

イーサリアム

ブロックチェーンを基盤とするオープソースのソフトウェアで、「イーサ」と呼ばれる暗号通貨を管理している。時価総額は3000億ドル近くと、暗号通貨の中で2番目の規模となる。

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