スマホメーカーが熱視線、潜在顧客10億人か インド
インド市場には、大小さまざまな100を超えるブランドが存在している。
調査会社IDCによれば、サムスンが約25%を押さえて存在感を示しているが、国内外のメーカーもしのぎをけずっている。
アップルの「iPhone(アイフォーン)」は、インドの多くの人々にとって高嶺(たかね)の花だ。彼らの平均年間賃金は約1900米ドルだ。しかし、アップルは今年に入り、より競争力のある商品の提供につなげようと、「インド製iPhone」の生産を開始した。
中国製スマホが過去1年に流れ込み、インド市場の過半数を占めるまでになった。
カウンターポイント・リサーチのアナリストによれば、インドは中国や米国よりも、新規参入がしやすい市場だ。そのため小規模なメーカーでも成長のチャンスがあるという。