別れた恋人は非表示に フェイスブックの新機能
サンフランシスコ(CNNMoney) 1年間付き合った彼女と別れた。この数日は何もする気が起きず、自宅にこもって飲んでばかり。ところがフェイスブックを何気なく開くと、元カノが外出先で撮った笑顔の写真を掲載していた――。
失恋した男女がそんな思いをしなくて済むように、友達を解除したり過去の投稿を全て削除したりしなくても、別れた相手を自分のページから隠せる新機能をフェイスブックが試験的に導入している。
この機能「Take a Break(『ひと休み』の意味)」のオプションは、ユーザーが「交際ステータス」を変更して破局の事実を公表するとポップアップ表示される。自分のページに表示される元恋人の投稿と、相手のページに表示される自分の投稿を制限することが可能だ。
「表示を減らす」を選択すると、以降の相手の投稿がニュースフィードに表示されなくなり、写真のタグ付けを促されることもなくなる。それでもまだプロフィルのページは閲覧できる。
さらに自分の新しい投稿を隠すことも可能。このオプションを選ぶと、相手のページには本人がタグ付けされた写真や公開設定で投稿された内容しか表示されなくなる。
編集のオプションでは、古い投稿を相手に見られないようにしたり、2人で撮った写真のタグ付けを解除したりもできる。
設定の変更が相手に通知されることはない。もしもよりを戻すことがあれば、いつでも設定を解除できる。
この機能はまず米国で試験的に導入され、いずれほかの国でも導入される見通し。