米マイクロソフト、データ通信の暗号化を強化

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米マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEO

米マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEO

(CNN) 米国家安全保障局(NSA)がオンライン活動の監視を行っていると報じられた問題を受け、米マイクロソフトはこのほど、顧客のプライバシー保護に向けて新しい取り組みを開始すると明らかにした。

マイクロソフトによれば、暗号化のサービス全体への拡大や、顧客データに対する法的保護の強化、政府による監視が簡単に行えるような「バックドア」が同社製品には存在しないことを顧客に示せるよう透明性を強化することの3つが柱。

政府がインターネットの情報を収集しているとの報道を受け、マイクロソフト幹部は、本当ならば、オンライン上の安全やプライバシーに対する信頼が著しく損なわれる恐れがあると危機感をあらわにした。

ただし、顧客とマイクロソフトの間でやりとりするデータについてはすでに暗号化はされており、メッセージを途中で傍受しても中身が読み取れないようになっているという。

変更の一部は即座に実施されるほか、全ての取り組みが2014年内に行われるという。

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