旅客機の主翼フラップ、民家私道に落下か 米連邦航空局が調査

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米ノースカロライナ州ローリーの私道で主翼の一部が見つかった/WRAL

米ノースカロライナ州ローリーの私道で主翼の一部が見つかった/WRAL

ワシントン(CNN) 米ノースカロライナ州のローリー・ダーラム国際空港に1日夜着陸したデルタ航空機の主翼の一部が脱落し、付近の民家の私道に落下した可能性があることが分かった。

米連邦航空局(FAA)は、私道を塞いでいた長さ数メートルの金属片について、デルタ航空3247便のフラップの可能性がないか調べを進めている。

フラップは翼の後ろに取り付けられる装置で、離着陸時に展開して翼面積を拡大し、揚力を高めることができる。

ボーイング737―900型機はハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港を離陸したものの、ノースカロライナ州に着陸した際、フラップがなくなっていた。

デルタ航空は声明で、「機体が安全に着陸した後、左翼後縁フラップの一部が欠落していることが確認された」と説明。「デルタ航空は回収作業を全面支援しており、安全最優先の姿勢で調査に協力する」と表明した。

デルタ航空によると、機内には乗客109人と乗員6人が搭乗していたという。

落下現場の近くで働くスーザン・リードさんはCNN提携局WRALの取材に、「このあたりは人口密度の高い住宅地で、常に人が外にいることを考えると本当に驚き」「今回は間一髪で助かった。再発しないことを願う」と語った。

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