「有望株」がワシントン・ナショナルズに昇格、バットドッグのブルース 米大リーグ
(CNN) 米大リーグ、ワシントン・ナショナルズは14日、マイアミ・マーリンズ戦で4―3と惜敗した。しかし、ファンにとっては明るい話題もあった。チームの「有望株」がついにMLBデビューを果たしたからだ。
デビューを果たしたのは、バットドッグを務めるゴールデンレトリバーの「ブルース」(1歳9カ月)。
ブルースはナショナルズ傘下のAAA「ロチェスター・レッドウイングス」で活躍し、その働きぶりが球団幹部の目に留まり昇格が決まった。
レッドウイングスのダン・メイソンGMは声明で「ファンやフロントは選手がナショナルズに昇格するのをいつも楽しみにしているが、ブルースの昇格は彼にふさわしい歴史的な大リーグへの招集だ。ブルースほど人々を笑顔にする存在はいない。ナショナルズのために『ワン』ダフルな仕事をしてくれるだろう」と述べていた。
ナショナルズによると、ブルースはプロ初出場以来、球団内で「頭なで」「おなかなで」「いい子だね」の回数でトップを誇るという。
メジャー初戦で見事にバット回収の腕前を披露したブルースだったが、試合は白星で飾れなかった。ブルースが初勝利を味わうのは、15日に行われる次の試合までお預けとなった。