大谷翔平、今季3度目の先発登板 自己最速164キロを記録
(CNN) 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は28日、ロイヤルズ戦に先発し、メジャーでの自己最速となる101.7マイル(約164キロ)を計測する速球を投げた。大谷は右ひじ手術からの回復の途上ながら2イニングを投げた。
投手として今季3度目の先発となった大谷は、0―2と追い込んでからパスクアンティノへ101.7マイルの直球を投げ込み、併殺打に仕留めた。大谷はベンチへ戻る際、笑みをもらした。
大リーグ公式サイトによれば、大谷は、最初の手術のときを考えると、復帰して、いい投球ができたことに満足していると語った。大谷は2023年に2度目となるトミー・ジョン手術を受けている。
大谷の101.7マイルはドジャースとしては今季最速。23年以降の球団記録で2番目の速さだった。ドジャースで今季100マイル超を記録した7球のうち4球が28日に大谷が投じたものだった。
大リーグ公式サイトによれば、ドジャースのロバーツ監督は「スイーパーもシンカーも良かった」「今日も大谷はコントロールできていたと思うし、3桁の球速を見られてよかった」と語った。
大谷は2回を27球投げて無失点。1安打1四球1奪三振だった。打者としては4打数無安打、3三振だった。
試合はドジャースが9―5で敗れた。