人懐こすぎて警察犬になれなかった救助犬、台湾地震の被災地で活躍 

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捜索活動に派遣されたロジャー/Kaohsiung Fire Department

捜索活動に派遣されたロジャー/Kaohsiung Fire Department

台湾・台北(CNN) 人懐こすぎて麻薬探知犬になれなかったラブラドールレトリバー犬の「ロジャー」が、台湾を襲った地震の被災地で救助犬として活躍している。

3日に台湾を襲ったマグニチュード(M)7.4の地震発生を受け、現場にはすぐに救助犬が派遣された。

切り立った崖の多い台湾東部の沿岸部では、景勝地の国立公園で土砂崩れが相次ぎ、建物などに被害が出ている。

当局や現地のメディアによると、仲間の救助犬とともに現場に出動したロジャー(8)は、この地震で死亡した13人のうち1人の遺体発見に貢献した。

台湾中央通信社(CNA)によると、ロジャーは相棒のハンドラーと共に大きな被害が出ている太魯閣渓谷に入り、行方不明になっていた21歳の女性の遺体を発見した。

現場で活躍する救助犬の中でも特にロジャーが注目を集めたのは、過去に失敗したという経歴のためだった。

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