米タイム誌「今年の人」にイーロン・マスク氏、テスラとスペースX率い絶大な影響力及ぼす

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米タイム誌の「今年の人」にテスラとスペースXを率いるイーロン・マスク氏が選ばれた/Mark Mahaney/TIME

米タイム誌の「今年の人」にテスラとスペースXを率いるイーロン・マスク氏が選ばれた/Mark Mahaney/TIME

ニューヨーク(CNN Business) 米タイム誌は2021年の「今年の人」に電気自動車(EV)メーカーのテスラと宇宙企業のスペースXの最高経営責任者(CEO)を務めるイーロン・マスク氏を選出した。

タイム誌のエドワード・フェルゼンタール編集長は「今年の人とは影響力の指標だ。マスク氏を上回るほどの影響力を地球上の生活に与えている人はほとんどいない。地球外の生活に関してもそうかもしれない」「2021年、マスク氏は世界一の富豪に躍り出ただけでなく、おそらく我々の社会における巨大な転換の最たる事例を体現する存在でもあった」と、選出の理由を説明した。

今年がマスク氏にとっての当たり年だったのは間違いない。テスラ株の上昇などにより世界一の富豪に上り詰めたほか、スペースXではプロの宇宙飛行士を含まない旅行客のみが搭乗した宇宙船を史上初めて地球の軌道上に打ち上げた。

タイム誌が1927年から選出している「今年の人」は、その後個人のみならず当該の年に最も影響力のあった団体や運動、考え方も選考対象となってきた。負の影響を考慮する場合もあるため、選出が必ずしも名誉とみなされるとは限らない。

例えば38年には、アドルフ・ヒトラーがその年の人物に選ばれている。

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