バンクシーの風刺作品? 英情報機関近くにスパイの壁画

英南西部チェルトナムにバンクシーの作品とみられる絵が出現

英南西部チェルトナムにバンクシーの作品とみられる絵が出現

ロンドン(CNN) 街角の古い電話ボックスを囲んで、盗聴を仕掛ける3人のスパイたち――。英南西部の保養地チェルトナム市内の民家の壁に13日朝、こんな壁画が出現した。英国の覆面ストリート・アーティスト、バンクシーが描いた作品とみられる。

チェルトナム市内には英情報機関、政府通信本部(GCHQ)がある。エドワード・スノーデン元米中央情報局(CIA)職員が情報活動を暴露した米国家安全保障局(NSA)の英国版ともいわれる機関で、その名前は元職員が流出させた機密文書の中にも登場する。風刺画を得意とするバンクシーが、英政府の情報活動に対する批判を壁画に込めたとの見方が強い。

GCHQの報道官は報道陣の取材に、「芸術作品についてのコメントを求められたのは初めて。私たちは正式な評論家ではないが、住民のみなさんと同様、謎めいた作品の出現に関心を寄せている」と答えた。さらに「興味のある方は当本部のウェブサイトをご覧いただければ、現代の情報工作員の仕事ぶりを垣間見ることができる。トレンチコートやサングラスは出てこないのでがっかりされるかもしれませんが」と付け加えた。

壁画を描かれた民家の住民は、地元紙とのインタビューで「通りが少しにぎやかになってよかった。たくさんの人が見に来ている」と話した。

バンクシー自身のウェブサイトはこの作品に言及していない。

バンクシーは神出鬼没のアーティストとして知られる。昨年秋には1カ月間、米ニューヨークに滞在し、建物の壁面などに連日作品を描いて話題を呼んだ。

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