ノルウェー上空に巨大な火球、夜空が昼間のように明るく オスロ近郊に落下
この地点はノルウェー地震観測網でも確認され、地面に伝わった衝撃波による地震現象が観測された。
現地では地上に落下した隕石探しが行われている。
「隕石の大きさはまだ分からない。重さ数百キロの岩石の可能性もあるが、地上にはその小さな断片が落下しただけだったと推定される」と広報は説明。「現段階の分析によれば、隕石は秒速約15キロの速度で地球の大気圏に突入し、上空35~25キロの高さで分裂して一連の明るい閃光(せんこう)になった」と解説する。
軌道から推定すると、今回の隕石は典型的な隕石とは異なり、火星と木星の間の小惑星帯から来たものではなかったと思われることも判明。「隕石が回収されれば科学にとって非常に貴重な存在になる」と広報は予想している。