ローマ警察、孤独な老夫婦をパスタで慰労 事件警戒で出動し

老夫婦を元気づけようと警官たちがスパゲティを振る舞った=ローマ警察提供

老夫婦を元気づけようと警官たちがスパゲティを振る舞った=ローマ警察提供

(CNN) 夏の休暇シーズンで人影も少なくなったイタリアの首都ローマで、孤独感にさいなまれて暮らしていた老夫婦のアパートを職務で訪れた警官が、手作りのスパゲティで慰める逸話がこのほどあった。

老夫婦が住むアパートの1室から泣き声や叫び声が聞こえたとの通報を受け、事件警戒で出動したのがきっかけだった。警官が部屋に到着したところ、いたのは涙を浮かべる84歳の妻と94歳の夫だった。

犯罪に巻き込まれた形跡はなかった。ローマ警察によるフェイスブックへの投稿によると、夫婦は警官に隣人らがバカンスに出掛け、来訪者もおらず寂しさが募っていたと告白。テレビだけが楽しみだったが、テロ攻撃や児童虐待のニュースに動転した後、叫び声などを発したいきさつがわかった。

警官は2人を慰めることを決め、バターとパルメザンチーズを使ったスパゲティを作ることを思い付いた。また、夕方のひとときを2人と共に過ごし、結婚から約70年となる夫婦のこれまでの人生の思い出話に耳を傾けたという。

ローマ警察は「孤独感に襲われていた2人の魂に安心感を与えることが必要だった」などと書き込んだ。フェイスブックで紹介されたこの慰問は話題となり、シェアは約2万5000件に達した。

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