数千人に届いた宝くじ高額当選の通知 旅行や住宅購入を計画も、実は間違いだった ノルウェー

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ノルウェーで高額宝くじ「ユーロジャックポット」を運営する企業が、手違いで宝くじの購入者数千人に、高額当選のお知らせをプッシュ送信してしまうハプニングがあった/Beata Zawrzel/NurPhoto/Shutterstock/File

ノルウェーで高額宝くじ「ユーロジャックポット」を運営する企業が、手違いで宝くじの購入者数千人に、高額当選のお知らせをプッシュ送信してしまうハプニングがあった/Beata Zawrzel/NurPhoto/Shutterstock/File

(CNN) ノルウェーで高額宝くじ「ユーロジャックポット」を運営する企業が、手違いで宝くじの購入者数千人に、高額当選のお知らせをプッシュ送信してしまうハプニングがあった。

宝くじを運営するノルスク・ティッピングの6月27日の発表によると、宝くじの当選金はドイツからユーロで受け取り、ノルウェーのクローネに換算している。しかしこの換算の際に手違いがあり、当選金を100で割るべきところを、100倍にしてしまった。

同社はこの計算間違いの高額当選金額を、宝くじの購入者にプッシュ通知した。

後になって訂正を出し、「誤った当選金額の通知が届いた皆様に心よりおわびする」と謝罪した。

原因について同社は「手作業によるコーディングエラー」だったと説明。「誤った額の当選金を受け取った客はいない」と言い添えた。

同社のトンジェ・サグストゥエン最高経営責任者(CEO)は28日に改めて声明を発表し、「あまりに多くの皆様を失望させたことを心より申し訳なく思っている」と謝罪した。

「旅行や住宅購入やリフォームの計画を立てたのに、後になって金額が間違っていたことを知ったというメッセージが数多く寄せられた」

「私に言えるのはただ、申し訳ない、の一言だ。しかしこれが多少の慰めになるだろう」と付け加えたサグストゥエン氏はその後、CEOを降板した。

同社は後任のCEOの名で別の謝罪メッセージを送信し、再発防止を約束している。

今回のユーロジャックポットで全ての数字を当てた当選者はいなかった。賞金は3億7700万クローネ(約54億円)に達しており、次回の抽選は7月1日に行われる。

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