航空会社を創業したい、10歳少年の手紙に豪カンタスCEOが返信

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航空会社の設立を志す10歳の少年と、豪カンタスのCEOとのやり取りが話題を呼んでいる/Courtesy Qantas

航空会社の設立を志す10歳の少年と、豪カンタスのCEOとのやり取りが話題を呼んでいる/Courtesy Qantas

香港(CNN) オーストラリアで航空会社の設立を志す10歳の少年が、カンタス航空のアラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)に助言を求める手紙を書いた。ネット上で公開されたこの手紙が、ジョイス氏からの返信とともに話題を呼んでいる。

カンタスは今週、ツイッター上でアレックス・ジャコ君からの手紙を紹介した。

ジャコ君はこの中で、すでに自ら「オセアニア・エクスプレス」という航空会社を立ち上げ、財務やIT、整備部門などの責任者を採用したと主張している。必要な機種や便数、機内食などの検討も始めたという。

学校が休みの間は事業に時間を使えるので、ジョイス氏から全般的な助言をもらいたいと持ち掛けている。さらにカンタスと同じく、シドニーやメルボルンとロンドンを結ぶ超長距離便にエアバスのA350型機を導入する予定だとしたうえで、25時間の飛行時間中に乗客は十分な睡眠がとれるのかと質問した。

カンタスは手紙の写真に添えたコメントで、「通常は競合相手からアドバイスを求められることはないのですが、航空会社のトップから連絡が来たら無視するわけにはいきません」と応じている。

ジョイス氏は返信の中で、自身もかつては飛行機に夢中な少年だったと振り返り、全般的な助言としては「安全第一」を強調した。ロンドン便については、乗客が手足を伸ばして運動できるよう、客席の新デザインを検討していると明かした。

同氏はまた、ジャコ君に直接会って「ブレーンストーミング」の場を設け、カンタスのオペレーションセンターを案内したいと誘い掛けた。

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