スタバ、東京に高級店「リザーブ・ロースタリー」 世界で5店舗目

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スターバックスの高級店舗「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」が東京にオープンする/Matt Glac/Starbucks

スターバックスの高級店舗「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」が東京にオープンする/Matt Glac/Starbucks

ニューヨーク(CNN Business) 焙煎設備などを備えたスターバックスの高級ブランド店舗「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」の東京店が28日にオープンする。

米スターバックスのジョンソン最高経営責任者(CEO)はCNN Businessとのインタビューで、「ロースタリー」は「コーヒーのロマンス」を楽しむ店だと語った。

東京店はシアトル、上海、ミラノ、ニューヨークに続く5号店。この後もう1カ所、シカゴでの開店が予定されている。

店舗の設計は日本の建築家、隈研吾氏が担当した。4階建てで面積は約3000平方メートル。店内には大きな焙煎機が備え付けられている。コーヒー豆を入れる「キャスク」は高さ17メートルと、5店舗の中で最大だ。

店内には巨大な「キャスク」も/Matt Glac/Starbucks
店内には巨大な「キャスク」も/Matt Glac/Starbucks

スターバックスの紅茶ラインを楽しめる世界最大規模の「ティバーナ・ティー・バー」では、ジャスミンティーにアイスキャンディーをトッピングした限定ドリンクなども提供する。

さらにミラノ発の有名ベーカリー「プリンチ」、カクテルバーの「アリビアーモ・バー」を併設し、オリジナル商品も販売する。

「ロースタリー」では初となるイベント用のスペース「インスピレーション・ラウンジ」も設けられた。

ガラス張りの店内から桜の花を眺めたり、テラス席で飲み物を楽しんだりすることもできる。

Akiyoshi Yamamoto/Starbucks
Akiyoshi Yamamoto/Starbucks

専門家によると、「ロースタリー」はスターバックスのブランド・イメージをさらに高級化した成功例といえる。同時に新メニューを発信する「実験室」の役割も果たしていると、ジョンソン氏は語る。

2014年にオープンしたシアトルの1号店は同社史上最大のヒットとなった。ミラノ店では今も、週末になると店の周りに列ができるという。

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