イラン外相、核拡散防止条約への参加見直しを示唆

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イランのアラグチ外相/Sedat Suna/Getty Images

イランのアラグチ外相/Sedat Suna/Getty Images

(CNN) イランのアラグチ外相は25日までに、米国とイスラエルによる自国の核施設への攻撃を受け、核兵器の拡散防止を目的とした「核拡散防止条約(NPT)」への参加を見直す可能性を示唆した。

アラグチ氏はカタールメディアに対し、「我が国の核施設への攻撃がイランの今後の方向性に重大かつ深刻な影響を及ぼすことは間違いない」とコメントした。

イランは核兵器拡散の監視や阻止、核技術の平和利用の促進を目的とした核拡散防止条約(NPT)の参加国。非核国の条約締約国は核兵器開発を禁じられている。

国際原子力機関(IAEA)はここ数カ月、イランが核計画を巡る質問に回答していないとする報告書を発表してきた。

イランは自国の核計画は平和的だと主張するが、米国など6カ国と2015年に結んだ合意から1期目のトランプ大統領が離脱した後、ウランを兵器級に近いレベルまで濃縮し始めた。

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