トランプ氏、広島への原爆投下を引き合いにイランへの攻撃の重要性を主張
(CNN) トランプ米大統領は25日、オランダで開かれている北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、週末に実施したイランへの攻撃と日本への原爆投下を比較し、どちらも戦争を終結させるために使われたと述べた。
トランプ氏は「広島の例も長崎の例も挙げたくはないが、あの戦争を終結させたのと本質的に同じことだ」「これによって戦争は終わった。あの一撃がなければ、今でも戦いは続いていたはずだ」と続けた。
この発言は、イランに対する攻撃の重要性を強調する中で出たもので、トランプ氏は今回の攻撃によってイランの核開発計画は数十年後退したと主張した。
「イランが再びやろうとするとは思わない」とトランプ氏はイランの核開発の野心について言及し、「地獄を味わったはずだ。彼らは思い知ったと思う。濃縮など最もやりたくないはずだ」と述べた。
さらに、イスラエルからイランの被害評価に関する報告を待っているとし、それにより「完全な壊滅」という自身の主張が立証されるとの見方を示した。