イラン外相、ジュネーブで英仏独EUと協議 冒頭は「非常に緊迫」

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国連人権理事会で発言するイランのアラグチ外相/Denis Balibouse/Reuters

国連人権理事会で発言するイランのアラグチ外相/Denis Balibouse/Reuters

(CNN) スイスのジュネーブで20日、イランのアラグチ外相が英仏独3カ国の外相や欧州連合(EU)の外交トップと協議を行った。

ラミー英外相は協議に先立ち、中東危機を終わらせる「好機がいま存在する」と表明。米国によるイラン攻撃を実施するか決定する前に、2週間を外交に充てるとしたトランプ米大統領の発表に言及した。

イスラエルとイランの軍事衝突が始まって以降、西側とイランの当局者の対面協議が確認されたのは初めて。

現地ジュネーブで取材に当たるCNNのチームは20日、欧州とイランの当局者による協議が終了したことを確認した。

事情に詳しいイランの情報筋は同日夜、協議は当初「非常に緊迫した」雰囲気だったものの、休憩を挟んだ後は「格段に前向き」になったと明かした。

「当初、協議は非常に緊迫した雰囲気になった。直近の出来事や(イラン核合意からの)米国の離脱条件を巡り、双方が非難の応酬を繰り広げたためだ」「しかし休憩後は、格段に前向きになった」(イラン情報筋)

イランはウラン濃縮能力の停止に同意したのかと問われると、情報筋は「いや、それは我々にとって大きなレッドライン(越えてはならない一線)だ」と答えた。

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