イスラエル南部の病院にイランの攻撃、「広範な被害」 病院広報
(CNN) イスラエル南部ベエルシェバにあるソロカ病院の広報担当者は、イランの攻撃で病院が損傷したと明らかにした。
広報担当者は「負傷者を含む被害状況を評価中だ」と述べ、「さまざまな区域で広範な被害が出ている」と説明した。
そのうえで「当面、病院に来ないよう求める」と呼びかけた。
ソロカ病院はイスラエル有数の医療機関を自任する施設。SNSのテレグラムには病院周辺の被害状況とされる映像が投稿されており、損傷した複数の建物や、地面に散乱した瓦礫(がれき)が映っている。
イスラエルの救急活動組織マゲン・ダビド・アドム(MDA)によると、今回の攻撃で60歳の女性が負傷した。
イスラエルのハスケル外務次官はX(旧ツイッター)への投稿で、「民間の目標」に対する「意図的」な攻撃だと非難。「ここはイスラエルのネゲブ地域全体を支える主要医療施設だ」「世界は声を上げるべきだ」と訴えた。