運んでいた爆弾が爆発して女性が死亡、ATMに仕掛けようとしたか ギリシャ

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爆発があった銀行の外を調べる係官=3日、ギリシャ・テッサロニキ/Alexandros Avramidis/Reuters

爆発があった銀行の外を調べる係官=3日、ギリシャ・テッサロニキ/Alexandros Avramidis/Reuters

(CNN) ギリシャ北部の都市テッサロニキで3日、爆弾を手にしていた女性(38)が爆発に巻き込まれて死亡した。

警察によると、女性は同日未明、銀行のATM付近に爆発物を仕掛けようとしていたとみられる。爆発で周辺の店舗や車両が損傷した。

警察幹部はロイター通信に対し、女性が爆発装置を所持し、銀行のATMに設置しようとしていたようだと語った。何らかの手違いで爆発物が手の中で爆発したという。当局は刑事事件として調べを進めている。

AP通信によると、女性は過去に強盗事件への関与で警察に知られていた人物。当局は過激左翼組織との関連を調べているという。

今回の爆発の約1カ月前には、アテネの運行会社ヘレニック・トレイン社のオフィス前で爆発物が爆発していた。当時、ギリシャの報道機関2社に対して、35分以内に爆発物が爆発するとの警告の電話があった。建物の外で不審なバッグが見つかり、避難が行われたほか、警察が周辺を封鎖していた。

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